各教科の魅力


先生方は各教科の何に魅了されて教職を目指したのでしょうか。

国語◆

国語は全ての学問の基礎といわれます。逆に、国語を勉強すると、全ての学問を学ぶことができるようになります。勉強が進むと、情報の吸収力が高まるので教養が豊かになります。

表現力を豊かにしてくれるのも国語の魅力。話す能力が伸びると、相手を説得することができます。書く能力が伸びると、文章を書くことが楽しくなります。

特に、文章を作る喜びは格別です。ゼロの状態から文を紡(つむ)ぎだす過程は、まるで絵を描くがごとき。白いキャンバスに漢字、カタカナ、ひらがな(時にはアルファベットも)…という「絵の具」を塗っていく過程と出来上がった時の喜びは格別。

英語◆

英語を学ぶと、海外の文化とコミュニケーションできるようになります。小説、映画、音楽…などの文化に翻訳を介さずに鑑賞できるのは、無類の喜びといえます。

頭を柔軟にしてくれることも英語学習の魅力です。日本語と英語は、歴史的・地理的にかけ離れているので、勉強に苦労するのも事実です。しかし、その違いが柔軟な思考力をもたらしてくれるのです。

また、英語を話すときは別人格になれます。寡黙が美徳とされる日本と違って、欧米は雄弁を美徳とします。その価値観が言語の構造に反映されているので、英語を喋ると、堂々とスピーチができそうです。

数学◆

古代ギリシャ・ローマ時代において、勉強は特権階級の「遊び」でした。それを最も色濃く引き継いでいる教科が数学でしょう。勉強というより遊びに近いからです。数学にはゲーム、パズル…の要素がふんだんに散りばめられています。答えにたどり着いた時の快感は、数学ならではです。

とはいえ、数学は、実社会で役立つ場面は少ないのでやる気が出ないという人も多いでしょう。しかし、教科そのものが「脳トレ」なので、学べば学ぶほど頭が良くなります。

また、数学には、他の教科にありがちな「モヤモヤ感」がなく、スッキリしています。真理が一つという価値観に貫かれているからです。